招かれる闇

yoko162007-03-02

『世界は常にあなたの思うように動く。
あなたの意識のままに世界は変化する。
その意識に気づくか、
気づかないままに生きるか、
違いはただそれだけだ。』



私たちの人生を決めているものは、
世間の目でも誰かの言葉でも状況でもなく、
ただ私たち自身の心です。


闇もまた、私たちの心の中で生まれます。
けれども、たくさんの意識の中で様々なエネルギーは、
存在しています。


どのエネルギーを招くのも、私たち自身の意識。
私たちの心に闇を招く部分がなければ、
闇が私たちに近づく余地はありません。


『自分の心の中に何が生まれたか、あなたが何を感じ、
何を呼び込もうとしているかに気づかなければ、
知らぬうちに、心の中に闇を呼んでしまうこともある。』



そう、つまり、闇とは招かれるものなのです。
勝手に向こうからやってきて、ずかずかと
あなたの中に入り込むものではない、というわけです。


闇のエネルギーは、そこら中に存在しています。
もちろん、光のエネルギーもまた。
そのどちらを呼び込むのか、それはあなたの心が
決めているのです。


無意識に。


人は生きている間、たいてい無意識でいます。
自分の心が今、光か闇のどちらに傾いているのかにも気づかずに、
『人間』という役割を演じています。


それが実は、とても危険なことだと気づくこともなく・・・。


あなたの心が怒りや恨みや憎しみ、不安に傾く時、
あなたは自分の中に闇を呼び込みます。
それは、あなたの中であなたの感情を餌として、膨れ上がり、
元々の姿とは似ても似つかない、
巨大な怪物と化していることさえあります。



私たちは、意識的に生きる必要に迫られています。
今、世界は大きく変わりつつあり、また、この現実世界も
温暖化と地球破壊のお陰で、本当の危機にあります。



この危機を回避するには、現実的にもエネルギー的にも、
人の意識が変わるしか方法はないのです。


私たちは、今、本当の危地に立たされていて、それでいてなおかつ、
ほとんどの人には、その危機感すらないという異常な状態です。
重要な事がいつも後回しにされてきました。


それは、なぜでしょう?



この世界に不都合なことは、世界の支配者から、
常に異端視されてきたからです。
不都合なことの最たるものは何か。
もちろん、経済活動に支障をきたすことです。


つまり、経済活動が最優先されて、私たちの安全や、心の安定や
優しさや思いやりや愛、は後回し、というわけです。
何しろ、そうしたものは、お金にならないことが多いのですから。
(もちろん、それがお金に換わることなら別かも知れません。)


しかし、まずは経済です。
この社会にとって、一番大切、とされている財力こそが、
私たちの生活の一番頂点にある、というわけなのです。


けれど、私たちは本当は皆が知っています。
人として生きるために、一番大切なのは、本当はお金では無いのだと。
本当に大切なものは心の中にあるのだと。


私たちは、意識していなければ、常に闇を呼び寄せる
危険性を持っています。
『お金』が闇を持ってくるのではありません。


「どこかから誰かがあなたに闇を呼び込ませた」のでもありません。
いつも、私たちは『自分』で、招きよせるのです。



いつも自分の心に何があるのか、に常に気づいていましょう。
いつも自分の心が今、どこにあるのか、闇に傾いているなら、
それに気づきましょう。


私たちの心に闇が生まれても、その時点で気づくなら、
変化させることができるのです。


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