集団の意識

yoko162007-03-12

この集団の意識を認識することがこの先の、
地球のレベル変革の第一歩だそうです。



そういえば、そのことについて考えると、
昔からいつも謎に思っていたことがありました。


一人一人は、たいてい善良なのに、集団になると
突然パニックを起こしたり、暴力的になったりするのは
なぜなのだろう・・・、と。


戦争を引き起こす意識も、ネットで悪意の応酬をするのも、
結局基本は、集団意識になった時点で、意識が下がって
しまうからではないかしら?


そう思うと集団意識っていうのは、これは大きな曲者だな、と
思いますね。
一人一人の意識よりも、集団になると意識が下がるのは、
一体なぜなのでしょう?


その答えは、「集団になったとき、意識エネルギーは平均化され
平均値によほど高いものがいない限り、低いものにひきずられる」
との事。


なるほど・・・。


つまり私たちの意識レベルはまだ、それほど高くないというわけ・・、
なのですね。

この集団意識、これを変容させるためには、私たち一人一人の
意識の高さが求められているというわけです。


意識の高さという言葉なら、近頃よく耳にする言葉ではないでしょうか?


「意識を高く持つこと」は、生活の様々な分野に渡っています。


例えば、人前での禁煙もそう、運転する時の禁酒もそう、
成人式で暴れない事だってそう。
暴飲暴食をしない事だってそう。人を思い遣ることもそう。
環境のために節約を心がけることもそう。
人の悪口を言わないこともそう。
まだまだたくさんありますが、書ききれません。


さて、こう考えてみると、『意識を高く持つこと』って、
ものすごく「当たり前」なことだと思いませんか?


でもね、どんなすごいことを成し遂げた人の本を読んでも、
いつも書いてあるのは、しごく「当たり前のなこと」ばかりなのです。


つまり、その「当たり前な事」がいかに難しいかの証明みたいなものですね。
当たり前に思う事って、みんなが知っているから、歯牙にもかけなかったりする。
だから、逆に、そのことが大切だと気づかないんです。


成功法則でも、当たり前のことを当たり前に実行した人が成功するそうです。
当たり前のこと、でも気がついたこと、ちょっとこれから実行してみませんか?


話は変わりますが、世界の国々の意識について、少し話したいなと思います。

この強烈な温暖化の最中、個々の国が争っていては、
この地球に未来はないというのに、どの国もまるでそんな事実がないかの
ように、傍若無人に振舞っています。


アメリカ元副大統領のアル・ゴア氏が最近『不都合な真実』という
ドキュメント映画を発表しましたね。
そう今の世界の政治家達にとって、このままでは地球が10年くらいしか持たない、
なんて事実は、不都合以外の何ものでもないでしょう。


何しろ、そんなことを発表して、
「世界中の人々がパニックに陥ったらどうするんだ」
なんて、悠長なことを言っています。
放っておけば10年経たないうちに、温暖化とその影響によって
死滅する動植物と死者は激増するでしょう。


別にこれは脅しでも、ましてや皆さんの心に意味のない不安を
かきたてようとしているわけではありません。
単なる事実であり、また、その事実に目を瞑って生きるには、
余りにも、事態はひっ迫していることをお伝えしたいのです。


そして、私たち自身が自分のできる事を、少しずつでも
やっていくことが、国家が動くのを待つよりも遥かに
有意義で早い結果を生む事ができるのです。


温暖化の大きな原因とされている二酸化炭素の排出量は、
企業や工場が出すものよりも、私たちの家庭から出るものの方が、
遥かに多いこと、ご存知ですか?


つまり、私たち民間人にこそ、この世界を救うチャンスが
ある、というわけなのです。


「地球を救う」なんて大きな事を言うと、それだけで怖れをなす人も
たくさんいらっしゃるでしょうが(私自身、そんなこと言われたら引くかも知れません。^^;)
早い話、今の生活をこのまま続けたかったら、節約しましょう。
ということなのです。


さて、「不都合な真実」の公式HPの中に、
一人一人ができる二酸化炭素削減の方法が書いてあります。
http://futsugou.jp/takeaction/index.html

私たち、一人一人がこんな事を実行するだけで、
この地球に大きな変化が生まれます。
実際、地球温暖化の元になっている二酸化炭素は、
私たち家庭から出るものが、大変多いのです。
エコライフは、地球サポートライフです。


私たち、家庭から集団の意識を高くしていきましょう。



節約することは、お金をかけずに人生を楽しむだけでなく、
私たちの身体にも心にも、ひいては地球環境にも優しい結果を生むのです。


話は変わりますが、あの産業革命以来、
世界は、恐ろしいほど急速な発展を遂げてきました。
けれど発展を遂げたのは、技術と物質の面が主で、私たちの大切な学びであるはずの
心の学びの部分は置いていかれたままです。


心が置いてきぼりを食らったのは、結局、物質至上主義が世界にはびこったからに
他なりません。
科学が発展することがいけないのではなく、そこに心が伴っていないことが
問題の根底にあるのです。


私たち人間はロボットではありません。
心も魂も持っている、一つの存在として、ここに在るのです。
にもかかわらず、科学力の発展は、人々の目に物質として映らない『心』を
置き去りにしてきました。
そして21世紀の今、心が忘れられて進んできたこの世界のひずみは、
あちこちに出てきて、ほころびをあらわにしています。


日本でも、モラルの低下は深刻な問題です。
気づくと気づかないとにかかわらず、モラルが低下したために、
これまで当然と思われていたこと・・・、
他人に迷惑をかけない、人には親切にするものだ、人に挨拶をする、
などという、普通の行為から、人のものを取ってはいけない、
人を殺してはいけない、という当たり前、以前の意識まで、
崩れてきているのを感じませんか?


そもそもそうでなければ、『なぜ人を殺してはいけないのか?』
なんていう愚問を投げかける人が出てくるでしょうか?


これらのモラルの低下は、私たちの人間の意識が、
物質世界に偏ってしまったことから発生しています。


たくさんの人々が「私たちは魂である」という基本を
知らずに育ったことの証です。
もちろん、この言葉に同意できない人がたくさんいるでしょう。


ただ、このブログをずっとご覧下さっている方々は、
私の語りかけをご理解いただけると信じています。
そうでなければ、これを読み続ける事などできないでしょうから。


実のところ、このブログを始めた最大の理由、それはこの
『人は魂である』という概念を、身に付けていただきたかったからです。
私たちは、学校でこの事を学ぶことはできません。
学校は、物質面をカバーするものであり、魂の部分については、
今の世界では、教育以前の問題です。


その本当の意味を知る者、その本当の価値を知る者が、
余りにも、この世界には少なすぎるからです。
概念が消えたと言ってもいいでしょう。


アセンションとは、本当は「世界が変わる」事を意味しているのではなく、
「私たち自身が変わる」事を意味しているのです。



魂であることを実感すること、
私たちは肉体のみで生きている存在ではないと知ること、
多くの人がそれについて「実感」することは、とてつもなく大きな意識変革に
つながります。


意識が変われば、社会は大きな変化を見せるでしょう。
肉体のみで生きているのではないことが、頭でなく、身体で理解することができれば、
意識は間違いなく高くなり、物質至上主義はなりを潜め、犯罪は激減するでしょう。


なぜなら、今の肉体の自分しか存在せず、死ねば終り、という狭い意識の元では、
本物の慈愛は育たないからです。
魂のどこかが息づいている人の心の中には、この意味が理解できるでしょう。


その人の心の中には、永遠に息づく魂の光が存在するからです。


意識を高めることは、私たち自身の魂を磨くことでもあります。
魂が磨かれれば、それだけ、人としての生も輝きを増します。
それは人間的に見れば、人生の問題を減らし、生きやすくすることでもあります。
意識を高めましょう。


『あなた』の意識が変わることは、
「あなたの周りの意識を変える事」でもあります。


もし、あなたが何らかの問題を抱えているとしたら、それは一つのサインです。
あなたが何かを学び取るための。
不満を表出していても何も変わりません。
『あなた』が変われば、あなたの周りも変わります。

最初に変えるのは、環境でも、周りでもなく、あなた自身です。
とはいえ、そういうと、「一体どうすればいいの!?」と言う声が聞こえてきます。


今年から、そのことをサポートするための「オーラハーモニー(人と場のエネルギー調整)」を
始めることにしました。
自らが魂であることを身体で実感し、変化するためのサポートです。
詳細は、こちらをご覧下さい。

http://www.h6.dion.ne.jp/~ange16/


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