魔都・・、その結界の崩壊

yoko162007-04-13

東京でのオーラハーモニーが終ってから、正直、昨日まで
ほとんど倒れていました。(苦笑)
一旦持ち直したかな? と思ったときに、ブログを更新したきり、
またもやダウンしていました。
病気、というのではなく、エネルギーが流れ出ていっていた感じ・・。


今回、どうしても3月中に東京に行かなくてはならなかった最大の理由、
「東京に風を起こし、流れを呼び込みなさい。」という声にならない、
けれど、とても強い高次元からの要請に従って、東京でのハーモニーを行いました。


どうしても3月中に、というのは指定されていて、私には動かしがたいものだったの
で、都合上は、別の日の方が良いと思いながらも、無理やりの日程で、3月31日に
東京でオーラハーモニーをすることになりました。

いつものオーラハーモニーは、お知らせしてから、だいたい2,3日以内ですぐに
いっぱいになってしまうのですが、今回の東京は、お申し込みが3人に
留まっていました。
こんなに少ない数だったのは初めてで、ある意味びっくりでした。
一体、何があったのかしらと思っていました。


けれど、だからと言って、東京でのオーラハーモニーを
やめる気にはなれませんでした。
なんと言っても、一人でも多くの人の振動数を上げること、が、
今の私の最大の命題ですから、
今の私には、行かないという決定はないのでした。


そして、迎えた当日。
滋賀からもうお一人参加してくださって、計4名のお客様を迎えて、
オーラハーモニーを行いました。


今回のオーラハーモニーは、人が少ない分、濃いものになるだろう事は、
予想がついていました。
そしていつもなら、フォローができないために、そこまではしないけれど、
今回は、可能な限り高く、いらしてくださったお客様の振動数を上げて行こうと
心の中で決めていました。


当日は、確かにかなり濃い内容だったと思います。
それにはじめてご参加くださった方たちも、はじめての体験にもかかわらず、
とても楽しんでくださったようでした。

実際にご自分のオーラを見たり、人のオーラに触ったり、
エネルギーがどのように働くのかも、お見せすることができて、
私的にも満足のいく内容になったと思います。


今回のハーモニーでは特に、目には見えなくても、
私たちの発するエネルギーが、実はとても物理的に私たちの生活に
関与していることを皆さんにお伝えしたかったのです。


そして、当日、それ以上に私にとっては、一番大切なお仕事がありました。
これは先に書いたように、「東京に風を呼び込む」ことでした。


なぜ、これをする事になったのか、は最初から
書かなくてはならないかもしれません。
これから書く内容は、いつもの事ながら突拍子もないものなので
皆さんが信じても信じなくても、私は全く構いません。


ただ書き留めておく必要があると感じたから
書いているだけのことですから・・。
そういいながら、ここに書くことには、まだ
抵抗があるのですが・・。(素直になれー^^;)


さて、話を戻して、私が一体、なぜ東京に風を呼び込むことになったのか、と
言うことなのですが、これはある友人との電話での会話にさかのぼります。


実は、私はずっと東京が苦手でした。
東京に行くといつも、エネルギーがぶちぶちと途切れている感じがあって、
どうしても息苦しい感じになるのを抑え切れなかったのです。

だから、できれば行きたくない、というのが本音でしたので、
正直、最初は「東京でオーラハーモニーをする」ということに
行かないとだめ? という気持ちがありました。


しかも私の中には、そのエネルギーに対するものだけではない
東京に対する苦手意識がありました。
それは、どう考えても、東京に対して公平でない意識のように思われました。
無意識に避けたい気持ちが、私の体のどこかに存在しているのです。

そこで、友人にその話をしてみると、「過去世に原因があるかも知れないね。」
と言われたので、そうか・・、そうなのかもしれない・・・。

そして、東京が苦手になった過去世を見てみようと・・・。
すると、なぜか出てきたのは、義経でした。
私の頭の中は、???が飛び交いました。

義経が私の東京嫌いに何の関係が・・・?
よく分かりません。

ただ、それを思うとふと、想い出したことがありました。
私は、昔から人に出会うと、なぜかその人の過去世が見えてしまう、
という癖を持っていました。
もちろん、私との関わりの中で、ですが。

そして、私の周りにいる人たちは、なぜか皆、平家の人々だったのです。
私の妹や夫、友達やかつての恋人も、果ては上司までなぜか皆、
平家に関わりがあるか、その縁の人ばかり。
子供の頃は、近所に平家の落人の里もありましたし、
自分はなぜこうも平家ゆかりの人に囲まれているのだろう?と不思議でした。


このことが疑問に思えたのは、実は私自身の過去世は源氏に縁の者だった、と
感じていたからに他なりません。(具体的じゃないんですけど。)


私が義経に興味を持ったのは、ある夢を見た時からでした。
私は、その夢の中では小坊主でした。
その夢の中で私は、長い白髭を蓄えた、ひょうきんな
お師匠様にあらゆることを教わっていました。

その人は見かけは、ただの老人ですが、実は仙人のような人物で、
たいそうな力と智慧を持っている人なのでした。

その中で、お師匠様が私に言った言葉で今でも覚えているのが、
エナジーは宇宙から得よ。」
「筆は剣よりも強し。」
という二つの言葉でした。

ひょうきんな人で、「宇宙のエネルギーはお前が取ったくらいでへりゃせん」
とか言っていましたね。(笑)

これは、今では本当に真理だな、と思います。
私のはこの夢でとても大切な事をたくさん教わった気がしました。


で、このお師匠様が何の関係があるのかというと、このお師匠様が
私を「よしつね」と呼んでいたのです。
だから何?と言ってしまえばおしまいな事なんですけどね。(笑)

もう一つ、以前付き合っていた人の過去世が、「静御前」だ・・・!
と思ったことを覚えています。もちろん、今生では男性ですが。

そう考えると、なんだか符号がいっぱい出揃ってくる気がして、
いやーな感じ。


断っておきますが、私は義経でありたかったことなど一度もありません。
日本人の大好きな悲劇キャラだって事は、つまりそれだけ大変な人生
だったって証拠なんですから。
私はもっと平凡で幸せな人生の方がいいです。(笑)


これはともかく、重要なのは、なぜこの事を想い出したのか、です。

平家と東京、と考えていて、ふと出てきた言葉。


「魔都」。


その言葉が出てきた途端、思い出したのが、「帝都物語」でした。
そこに確か、魔都、東京の結界を張っている人物がでてきたよね、
誰だっけ・・・。
「平の・・・・まさかど?」


そここまで考えてなんだか無性に眠気が襲ってきたので、
思わず昼寝してしまいました。

すると夢の中で、黒いすすのような壁に覆われた東京が見えました。
東京は、この壁に守られているがゆえに、魔都たりえているのでした。

そしてその壁のお陰で繁栄を保っているのと同時に、様々な諸悪の根源で
あるものも、同時に引き寄せていて、諸刃の剣のような役割を その壁は
担っているのでした。

そして、私は目覚めた瞬間、この結界は消滅する必要がある、と
感じました。
頭ではなく、魂のどこかで。

「でも、そんなこと、誰がするの?
肉体を持つ人間がそんなことしたら、命がないわ。
いやいや、私はまだ死にたくない。(^^;)
誰か他の人に頼んでね。」
などと心の中で思わず祈ってしまいました。(笑)

とか何とか思っていても、
こういうものは、「気づいたものがやる」と決まっているのです。


え?そんなの誰が決めたかって?


うーん、言葉で説明するのは難しいけれど、
強いて言えば、自分・・、でしょうか。

人間の感覚でこれを説明すると、個人の私が決定したわけでは
もちろんありません。
遥か彼方の高い存在が決めた、と言ってみたいのは
山々ですが、実際は、もっと深いところにある私たち自身の集合意識が
それを決めた、というべきでしょうか。
つまり、それは最終的に私であり、あなた、だということなのです。


魂のステージは上がれば上がるほど、喜びが深く強くなるけれど、
その分、道は狭く取るべき選択の余地は少なくなるものです。

なぜなら、「選択の余地」や「選択の自由」というのは、
肉体レベルの私たちに許されているものであり、
それは人間にとっては完全な権利だけれど、魂にとっては、
全くの幻想に過ぎません。

なぜなら、奥底ではつながった「自分」が決めた事だと知っているから。
人は一つだから。(^^)


と、いうわけで、結局私は東京に張られている結界を
解くことに・・。


それだけのことをやるのなら、ちょっと準備しなくちゃ。
だから、明日かあさってくらいに、時を選んで・・・。
とか思っていたのですが、人間の浅はかな考えなんて、
意味がないと何度知らされたことか・・・。


その晩、友人と電話でその話をしていると・・・・、
唐突に「それ」は始まってしまいました。
急に地震が来たっと思ったら、部屋のものはゆれてない。
うーん、これは始まったのね・・・、と悟りました。

そして、いきなり現れたのは、ものすごい形相のざんばら髪をたれた
自分の頭を脇に抱えた、血まみれの平将門の姿がありました。

「ひえーっ」(誰か夢だと言ってー。)

でも、昼からずっと、私は彼と対決してはいけないことには気づいていました。
何しろ強い怨念を抱えたままの彼に、私の意識は対抗しようがないからです。
戦うことなど余儀なくされたら、間違いなく、命はありません。
これは大げさな表現でも何でもなく、単なる事実です。
彼に昇華してもらうしか、手はないのです。

でも、その時点では、私はまだ自分がどうすれば、彼が光に変われる手伝いが
できるのか全くわかっていませんでした。
おまけにいきなり心の準備もろくにないまま、それが現れたので、
私はパニック寸前でした。


とにかく落ち着かなくてはなりません。
とか言っても、その恐ろしい姿が目の前にあって、落ち着くなんて至難の業です。
何しろ、目で見ているわけではないので、目を瞑っても見えてしまう。
これが痛いところです。

でも、心を落ち着ける、必死に落ち着けようと努力しました。
しかも時間はありません。
結界は張ってみたものの、攻撃に出られたらおしまいです。


なんとかいい方法は・・・?
ぐるぐる頭の中をいろいろな考えが駆け巡ります。
いつもなら、ここで様々な存在に助けてもらえるのですが、
(もちろん、この時もすっかりそのつもりでした。)
この時は、「私が一人でやらなければならない」という感じが
ひしひしとしていました。

明らかに、いつもの助けがないのです。

どうすればいいの!?

と心の中で叫んだ途端、一つだけ方法を思いつきました。
彼が恨みや憎しみ、怒りに満ちているなら、それを変換するには、
「愛」しかない。

そうか、私自身が「愛」になればいいんだ!!

とは言っても、一体どうやればいいのでしょう???


そこで、私は以前、天使が教えてくれた波の話を思い出しました。
そして愛の波形を思い描いたことを想い出し、その波形そのものになればいい、
と思いついたのです。


「愛」は、緩やかで美しい流れ。
誰をも遮ることなく、ただ続いていく。
悠久の流れのように。

それと一つになる事を意識し、波を自分の中に思い描きました。
できるだけ、ありありと。

霊の世界ではイメージは、現実です。
私は、その時「愛になること」に何とか成功したようです。


その愛に触れると、目の前で、平 将門は姿を変えていきました。
次第にその姿を変容させて、怒りに満ちた恨み深い顔ではなくなり、
きちんとした一人の武将の姿へと変貌していきました。

最後には、彼の姿は美しいと言えるほど、立派な一人の武将として
そこに立っていました。

すると、そこに一人の女神(?)が現れました。
普通、(私が知っている限りでは)魂が元いた場所へ還る時には、
たいていその家族や親しい人が迎えに来ます。

けれど、将門を迎えに来たのは、どう見ても、ただの人ではなく、
白い柔らかそうな髪と柔らかな表情をたたえたそれは美しい女性でした。
でも、私の知っている神々ともなにか違っていた・・・。
地球にいる様々な神々と呼ばれるお一人ではなかったように思います。
宇宙の存在・・・、私は頭のどこかでそう思っていました。

その女性に抱かれるようにして、将門は旅立って行きました。


その瞬間、私は思わず、体の底から力が抜けそうになりましたが、
彼の造った東京の結界が、崩れはじめているのを見てはっとしました。

結界は、それこそ、まるで煤のように、飛び散り始めていました。
それは、真っ黒な姿と同じにそうしたエネルギーそのもの、妖しのものたちを
惹きつけるものです。

そんなものが世界中に飛び散ったら、大変。
おまけにその結界の中で守られぬくぬくとしてきていた、小さな魔物や
霊魂などがうようよしています。

そのまま放っておいたら、大変なことに。
そこで、意識をそこに集中させ、光に還ることができるものは、
光に還し、どうしても浄化できないものは、地下のあるべき場所に
強制的に帰ってもらうことに。

イメージの力を使って光を集め、東京の黒々としている部分に注ぎ込みます。

光に還ったものたちは、まるで蛍のように小さな光を発しながら、
空へと昇っていきましたが、残りは地下世界の自分たちの帰るべき場所へと
すごい勢いで、吸い込まれていきました。

実は、これだけのことを友人と電話をつないだまま、行っていました。
彼女もまた、私と同じ仕事をする仲間だったので。

彼女は、この時のことを地面がぱかっと割れて、その中に
黒い者達が吸い込まれていくのを見た、と言っていました。

そして、その後の東京には、喇叭が吹き鳴らされて、
女神が現れ、緑の野に変えて行ったと・・・。
もちろん、これはすべて、エネルギーの世界で起こったこと。
現実の東京が、緑の野に変わったわけではないのです。


ただ、東京の浄化は一旦この時点で終了しました。
けれど、このままでは、いけないことも知っていました。
なぜなら、結界は魔を引き寄せるものであると同時に、
その土地を守るもの、でもあったからです。

東京は、新しい世界では、これから世界の中心となるべき都市です。
(これは私の考えではないことは断っておきます。)
ここは、世界の要となるはずなのです。
だから、大きく変わらなければならない。

愛から発信し、愛に還る必要があるのです。

そして、それをなすことができるのは、私たち自身なのです。

今回のことで私は、少しだけ「愛そのものになる」ということがどういうことか、
理解したような気がします。

「愛」になっている間は、不思議と色々考えることはしませんでした。
なんだか、とても優しくいい感じで、至福感がありました。
柔らかく、暖かいプールに浮かんでいるような感じです。


本当はあの感覚をいつまでも覚えていて、その状態になれればいいのでしょうが、
人間というのは本当にしょうがない。
喉元過ぎればすぐ忘れるのです。つまり大部分は忘れてしまいました。(笑)

さて、その晩やっと仕事を終えた私は眠りにつきましたが、
不思議とそれだけのことをやった割には、あまり疲れることがありませんでした。
で、意外と大丈夫だったのね、なんて思っていました。

ところが、まぁ、やっぱり世の中そんなに甘くないものですね。(笑)
その後の、ハーモニーで行った、東京に風を起こし、流れを呼び込む、
というエネルギー的行為は、自宅に帰ったとたんに、どっとそれまでの疲れが
押し寄せてきて、一週間ほど丸々、ふらふらしていました。

東京でのオーラハーモニーは、人間的に楽しかったのですが、
それ以上に、この時行った事は、何倍も重要だったと感じています。
もっとも、そういいながらも今の私には、ただやるべきことをやった、
というだけで、詳細には何が行われたのかは、まだわかっていません。


この時のハーモニーでは、いらしてくださった方全員の振動数を
かなりなレベルまで引き上げました。
お一人お一人のエネルギーに合わせて、オーラハーモニーを
歌い、その光でいっぱいになるように調整していきました。

それは、実はこの後のお仕事を皆さんに手伝っていただく
予定だったからでした。

そして、お一人お一人のオーラを調整して、やってきたエネルギーはとても
興味深いもので、メロディもやって来る光もすべてが全く違いながら、
やはりともにいる人たちには、何らかの共通点がある・・。
今回集まってくださった方たちは、プレアデス星団の一つから共に
地球へやってきた人たちだということが、わかりました。

ハーモニーを奏でながら、やってきたビジョンは、とても美しいものでした。
いつもオーラハーモニーを歌う時は、私に喜びをもたらせてくれます。

全員の調整が済んだ後、その日なすべきもっとも重要な事を皆さんに
手伝っていただこうと思いました。
光につながって光を集める・・・。
これは、イメージさえできれば誰にでもできることです。


私は、皆さんに声を掛け、私へ光を送ってくれるように頼みました。
その間、皆さんは何が起こったかわからなかったようでしたが、
全員何らかのトランス状態になっていました。

私もまた、一緒に光をできる限り収束して集め、風が起きるように
意識を向けました。
しばらくすると、強いエネルギーがぐるぐる回り始めるのを感じました。
竜巻のような、強いエネルギーです。

東京に風を起こすように意識していたはずなのに、
私が見たものは、なぜか金色の龍でした。
金色の龍は、以前にも見かけたことがありましたが、
私が思うに、あれは日本を象徴するものです。

金色の龍は、うっそりと横たわっており、大きな目を開けて
こちらを見ていました。

そして、同時に別の視点(ヴィジョン)が私の前に展開されていました。
ものすごい数の龍たちが、まるで川を昇る鮭のように、
押し合いへし合いしながら、地球をぐるぐるとすごい勢いで回っているのです!


後でその話をすると、ある人が「それは地球の振動数を上げようとしていたのかも」
と言っていました。
ああ、そういう見方もできるな・・・、と思いましたが、私には正直、
まだ何が起きたのかは、よくわかっていません。
それから、「これでいい」というような了解にも似た空気が私を包み込んで
無事終了したのだと分かりました。


実のところ、その場では私にも分からないことがたくさんあります。
人はよく何もかも分かっているように、私の事を勘違いしていますが、
私にも分かることは限定されていて、今の私の頭で理解できることなら、
いくらでも答えを知る事ができますが、こういった神の計画の一部は、
いつも後にならないとその真実の意味が見えてこないのです。

ずっと後になって、いつも「ああ、あれはそういうことだったのか」と
納得することがしばしばあるのです。


感覚の鋭い人は、東京のエネルギーの変化に
気がついているかもしれません。

知っておいていただきたいのは、「わたし」が何かをしたのではなく、
皆さんの中にある「集合意識の中の一つ」が事を成したのです。

つまり、すべての人がこれを行っているのです。

今回のご報告はこれまで。
はぁ、長くて疲れた・・・。(^^;)

それでは、また・・・・。


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