覚醒とは 2

世界が、国と国との狭い小さな意識に基づいて、物事を考え続けるなら、
様々な国でパイを取り合う戦争はやまず、人口は増え続け、
経済優先のために温暖化はどんどん進み、地球環境はますます汚染され、
異常気象は起こり続け、いずれ食糧難は先進国にまでしのびより
(ということはこの時点で後進国の人々がどうなるかは・・。)、
遅かれ早かれ、地球の生命のほとんどは死滅することになるでしょう。


これは、別に覚醒などしなくても、目を開けて普通に
社会を見渡せばはっきりとわかることではないですか?


しかし、先進国の平和な日本に住む私たちにその認識があるでしょうか?


私たちは、日本の国という世界の中では非常に恵まれた社会に住んでいて、
ほとんどのこの世界の現実には目を瞑っているのが現状ではないでしょうか?


実際に、私たちの周りでもすでに異常気象の被害を受けているところも数多く、
その変化に気づかないはずはないのに、私たちはまだ、地球規模で起きている
それらの事に本当の意味では、危機感さえ抱いてはいません。


私たちの母なる地球は、もう修復が難しいほど、破壊され、踏みにじられているというのに、
そこに住む私たち人間の中には、永久に地球が美しい緑の星であり続けるような
錯覚に陥っているのです。


これこそ、私たちが目を覚ましてはいない証拠ではないでしょうか?


見えているはずです。


しかし、見ようとしていないのです。


私たちの地球は、普通の現代人の目から見ても、もう枯渇寸前なのが、簡単に見てとれるはずです。

石油などのエネルギー資源が、 枯渇しかかっていることは、数十年も前から叫ばれている事は
周知の事実ですし、それなのに有効な代替エネルギーの開発は、まだそれほど進んでいません。


この事実でも、どんな事実を見ても、5次元への移行などという話を持ち出さなくても、
地球の危機は、これほどはっきりとしているのです。


にもかかわらず、私たちはほとんどが目を瞑っています。
両手で目を覆い、耳を塞いでいれば、何も見えず何も聞こえるはずがありません。


私たちに必要なのは、ただしっかりと目を開けて、現状を見ることです。


今、どこに立っているのか、今、自分がどんな状態にいるのか、
そのことをしっかりと目を開けて見据える必要があるのです。


つまり、自分たちがどんな状況にあり、どんな時代を生きていて、
自分が何をできるかに焦点を当てて見据える事。


それは、正に目を開けることです。


覚醒とは、自分が目を瞑っていたことに気づくこと、
本当はただそれだけなのです。


特別なことでも何でも無いのです。
真実とは、いつもとてもシンプルなのです。


心を素直にしていれば、当たり前に見えてくる、ただそれだけの
こと・・・。


見えなくしているのは、私たちの心なのです。



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