心波立つ時

yoko162007-01-26

今年は、様々なことが表面に出てくる年、と
書きました。

隠されていた事がどんどん暴かれていくのです。
これは、真っ直ぐに生きるための準備でもあります。


自分の真実に触れる時、人は苦しい思いする事もあります。


おとぎ話に出てくる「自分の真実の姿を鏡で見る」ということが、
大きな試練であるというのは本当のことです。


自分の本心で生きていない場合、自分の真の姿というのは、なかなかに
ハードなものがあります。
本当の心で生きているならば、それは恐るるに足りません。


どんな姿が『真実の鏡』に映ったとしても、それを直視する勇気が必要です。
それを避けても、どこまでも追ってきます。
今逃れる事ができたとしても、それは永久にあなたにつきまといます。
なぜなら、それはあなた自身だから。


ならば、私たちは、ここで自分の真の姿に直面していましょう。
気づくなら、早い方が良い。
何しろ放って置けば、それはどんどん肥大化して、
どんなものになっていくかわからないのですから、
自分が理解できるものである間に自分自身の真実を見極めましょう。


そして、どんなものが見えても、その奥の奥の魂の部分には、また違う、
真実のあなたの姿があります。


それは、この世のどんな存在よりも美しい、光そのものの姿です。


私たちは外見は、皆それぞれ違った個性を持って生まれてきています。
その個性が私たちの生まれてきた意味でもあります。

しかし同時に私たちは、別の部分で一つの源からやってきた一つの
同じ存在です。
私たち一人一人は一本の木の枝葉のようなものです。
葉っぱは一枚一枚、個性を持っていて、同じものは一つとしてありません。
けれど、その根っこは一つにつながっている。
私たち人もまた、それと同じ。


元を正せば、一つのものから生まれいます。
心波立つとき、そのことを想い出してください。


あなたの心に生まれる不安や疑心暗鬼や怖れや怒りを感じる時、
それは見知らぬ何かに対して感じるものなのです。

けれど、私たちは、本当は同じもの。
本当は全く知らぬものなど存在しないのです。

頭で考えるだけでは 物事は本当に分かったことにはなりません。
私たちは、常に目に見えないものの存在と共に生きているのであり、
目に見えないからと言って、酸素の存在を無視できないように私たちはまた、
見えない存在、見えない世界のありようを無視しては生きていけないのです。


本来、私たちが共にここにあるのは、この世界に楽園を築くためでした。
これが、肉体を持った本当の理由でした。
肉体を持ちながら、天国の世界を形づくること。


これが私たちの本当に望んだことであり、本当の目的でした。
美しい地球。

この輝かしい地球が、自ら望んでこの神の実験に手を貸してくれた時、
この世界は、もっと美しくなるはずでした。

その時点では、この世界がこんなにも過酷な環境になるとは
予想だにしていませんでした。



しかしまた、これも私たちが作り出した現実。
私たちは、これから軌道を修正しなければなりません。
私がこのような見方で物を書いているからと言って、怖れたり、
不安に思ったりしないで下さい。


どのようなものの見方をしようと、実際にこの世界が危機に瀕している事は、
明白な事実なのですから。
このまま放っておいても、永久に今のままの生活が続けていられると
もし、いまだに信じているとしたら、
それはあまりに楽天的過ぎるというものでしょう。


現実問題、地球のエネルギー資源はつきかけているし、
環境破壊は言うまでもなくひどいことになっているし、
食料問題や人口の増加、天災の爆発的増加・・・。
これだけをとっても大問題であるのに、人の意識が低いままならば、
下手をすると第3次世界大戦が始まりかねない始末です。


今、世界大戦なんてものが起きたら、どれだけの人や動物や環境が
破壊されることでしょう。
多分、その時点で地球に未来はないでしょう。


人は、意識を高める必要があります。
私たちが無関心でい続ける事は、目を瞑り続けること。
意識が高くなれば、社会は変化します。


例えば、喫煙の場所がどんどん限定されてきたこともその一つでしょう。
事故を未然に防ぐために、「車に乗る時は、禁酒する」法的措置が取られるように
なってきました。

この当たり前のことは昔から叫ばれてきたにもかかわらず、
お酒を飲んで車に乗る人は後を絶ちませんでした。
けれど今、人の意識は変わりつつあります。


これは、私たち自身ができる事です。


社会がおかしいと思うなら、自分の生活から変えましょう。
私たちの消費活動は大いに社会に影響を与えます。
今では、私たち一般市民こそが力を持っているのだと知っていましょう。


物を選ぶとき、値段で選ぶのではなく、どのように商品になり、
その会社がどのような活動をしているのかにも目を向けましょう。
そして、自分が納得できる運営する会社の商品を買いましょう。



私たち市民は何もできない、何の力も持たないのではありません。
私たち一人一人の活動が、社会の規範を決めている事を
もっと自覚する必要があります。


私たちは、何でもできるのです。
一人の力をバカにしてはいけません。
自分の力を過小評価しないで下さい。


あなたが何を選ぶかは、大げさに聞こえるかも知れませんが、
この地球の未来がかかっているのです。

私たちの認識次第で、いくらでもこの先の地球は変わります。
便利だけれど、環境を破壊し続ける活動に賛同していれば、
私たちの子供たちに未来はありません。


食品も商品も私たちが自らの力を使うことのできる、
大きな場面だということに気づいていてください。
フェアトレードで、人々の生活に貢献するのもいいでしょうし、
有機栽培の商品を買って、農薬の使用を減らして、健康を目指すのも良し。



私は、環境に配慮する事は、私たち自身の身体に配慮することだと思っています。
環境に良いものは、当然身体にもよいのです。
だから、環境のためではなく、あなたの家族のためにも、
身体と心に美味しい物を選んでください。

大多数の人々がそれを選び始めるなら、農業のあり方も変わりますし、
環境への配慮が当然の生き方を実践すれば、当然それに従って、
企業の意識は変わらざるを得ません。


何しろ、売れるものしか作る意味はないのですから。(^^)
企業が変われば、政府はその利益を優先しますから、
当然、政府も変わります。


つまり、私たちの消費活動こそが、その鍵を握っているのです。
主婦である私たちは、自分の家の経済だけに目を向けるのではなく、
もう少しグローバルに目を向けて見てください。
それこそが、この地球を救うのです。(^^)
それは結果的には、私たちのお財布も救う事になります。


目先のことだけでなく、子供たちの未来のために、
動きましょう。


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